遅れ先立つほどへずもがな

  きらきら輝き覚えた 君を見上げるように

高速道路の入り口で進行方向を間違った場合、折り返し区間の料金はどうなるのか

毎日が日曜日というのは私たちリタイアした人だけであって、世の中は当然曜日や祝日の制約下で活動しているために、無職の人間も混雑を避けたいなら世間の休みを勘案しながら旅行するのは当然の理ですね。
というわけで10月22日(日)~24日(火)の日程で信州方面へ旅行して来ました。移動手段は自家用車ですから、往復高速道路を利用しました。
出発日が日曜日なのは、平日出発にすると高速道路が朝の通勤ラッシュにかかるからです。往路は順調に目的インターチェンジまで到達し、工事区間の渋滞も奇跡的に回避できました。(この期間は工事を各所で行っていて、対面通行の区間もありました。)
復路は出発が中央道の岡谷インターチェンジ(これが既に認識が間違っている。正しくは長野道)で、名古屋方面に進んだつもりが、すぐ到着するはずの岡谷ジャンクションがいつまで経っても出て来ない。更に進んで行くと何故か中央道にはないはずの100km/h制限区間が出てきてしまい、ここでやっと反対方面へ進入してしまったことに気づいたのでした。
次のインターチェンジは松本で、仕方なくここで転回することにしました。その時にどのような手続きになるのか皆さまの参考のために以下に書きます。インターチェンジ毎に設備が異なるために、他のインターチェンジでは記載と違うかもしれません。
・松本ICで降りるとき
出口ゲートはETC専用とETC/一般レーンの二つで、専用レーンを通過すると出場したことになるため、ETC/一般レーンに進入します。ブース内の係の人に岡谷ICで進行方向を間違ったことや行先などを伝えると、ETCカードの提出と車のナンバープレートの4桁の数字を求められ、無線の送話機のようなもので連絡して松本出場の記録を抹消してくれます。そして、一般道へ出てどこかで転回して再度松本ICから入場するように指示されます。このときまでETCカードは抜いたままにし、高速道路に入場後、サービスエリア等の安全なところで再度挿入することなどが説明されます。
・松本ICで入場するとき
出口で指示されたようにETCカードを抜いたままで一般レーンに進みます。入口の場合係員はおらず、機械から高速道路入場のカードがぬべっと出てきますが、これは受け取りません。しばらくするとカードが機械内に吸い込まれますので、そのままゲートを通過します。これで松本ICで出場入場した記録なしに高速道路に進入したことになるようです。
・途中で都市高速などの管理団体が異なる道路を利用するとき
私の場合京滋バイパス・第二京阪道路を利用したため京田辺本線料金所を通過しました。松本ICでの指示では出口ではETCレーンをそのまま通過すればよいと聞いていましたのでETC専用レーンに進んだところ、2台前の車がレーンを閉鎖してしまい、仕方なく隣の一般レーンに移動しました。係員には松本での転回などを説明しましたが、特に特別なことはなかったようで、ETCカードを渡すと通常の処理を行ってすぐカードは返されました。「入出場の記録は引き継ぎされましたからETCカードを挿してこのまま進んでください」と説明されました。
・門真本線料金所
ETCレーン通過。料金は岡谷-門真ジャンクションまでのETC通常料金で、岡谷-松本間の往復分は勘定に入っていないようでした。
久しぶりだったことと、こちらも加齢で判断力が衰えているせいか、進行方向を間違うという失態を犯してしまいましたが、高速道路の係員の親切な説明で無事リカバリーができました。利用者側のミスですから岡谷-松本間の片道分くらいは負担してもいいように思いますが、今回の場合は完全にただ乗りになってしまい、NEXCO中日本さんには申し訳なく思っています。
皆さまは進行方向を間違うというようなことはないかもしれません。でももし間違っても逆走などせず(当たり前か)正しく申し出ればガソリン代と時間と労力と自動車の若干の機械的消耗以外は損をしませんので、ぜひこのありがたい取り扱いを利用されることをお勧めします。

ちなみに今記事を書いていると、ブログ内容から表題を自動で考えてくれる「AIタイトルアシスト(β版)」という機能があったので、それを使ってみました。(笑)

【記事タイトル】
 休日を勘案した信州方面への旅行記
 迷いながらの信州方面への旅行体験
 高速道路での岡谷ミスアドベンチャー

【検索エンジン向けタイトル】
 信州旅行の注意点と失態
 リタイアした人の信州旅行
 無職の旅行と世間の休み

【ソーシャルメディア向けタイトル】
 混雑を避けて休日旅行!信州方面への一人旅 #休日 #旅行
 迷いの旅路、岡谷から松本への思い #高速道路 #進行方向
 失敗談から学ぶ、進行方向を間違えない方法 #リカバリー #高速道路

最後から二つ目のものはなかなか文学的ではあるものの、なんだか内容と異なるものや(旅行の内容は全く書いていない。一人旅でもない。無職は本題じゃないだろう)、明らかに人を小馬鹿にしているだろうというものがあってもう一つの完成度ですね。「間違えない」という表現も使わないようにしていますし。「間違わない」を使う方向です。今回は「間違った」けれど。

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