遅れ先立つほどへずもがな

  きらきら輝き覚えた 君を見上げるように

君死

某国営TVの社説か何かの記事に、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」がおそらく関係ないのに引用されているようでした。おそらくというのは某国営TVの記事には碌なのがないことと、堺市民の少なくとも1名に嫌われている与謝野晶子が引かれているために読んでいないからですが、ネットの記事で「君死にたまふことなかれ」のたまふ(給う)が明治天皇へ死をささげることを表すための謙譲語も兼ねているというのを見て、素人ながら謙譲の「たまふ」(終止形はないが)ならば、下二段活用なので「たまふる」になっていなければこの解釈はあり得ないのではないかと感じました。それだけです。

最近の某国営TVのすべての番組が「戦争をしないために兵器を持つな」という思想に支配されているように感じられて、このところTVは見ていません。ああ、これは個人の感想です。

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