現在UQ WiMAXから名前どおりTry WiMAXサービスでWiMAXを借りて試しています。
私の家は「コ」の字型になった集合住宅の角に近い部分にあり、今これを書いている部屋は「コ」の内側の通路に面した部分にあるため、携帯電話の電波を受けにくいところです。WiMAXもこれは同じで5Gはおろか4Gのアンテナピクトも一本立つかどうかというところです。それでも下りは1Mbpsくらいは出るようですが、上りは0.05Mbps（50kbps）程度くらいしか出なくてほぼ使い物になりません。
家の反対側のベランダ付近は携帯電話のアンテナがあるビルに面したところですので下り20Mbps、上り3Mbpsくらいは出て、これならZOOMでもなんとか使えそうです。ここから先ほどの電波の入りにくい部屋までWiFiで接続すると2.4GHzの電波は受かりますが安定せず、ZOOMを安心して使うのは難しそうです。実際の使用場所は別のところですので、そこで使えるのかは来週テストする予定です。
ところで借りた機種はNEC製のSpeed WiFi 5G X12というものです。試験が合格なら実物もこれを買う予定にしています。貸出品には電源として「TypeC 共通 ACアダプタ 01U」が同梱されており、本体にUSC Type-Cケーブルが直付けされています。これはQuick Charge 3.0という規格に対応しており、5V3A、9V2A、12V1.5Aが出力されると本体に印刷があります。これをX12の充電量30%のあたりで充電すると何故か9V0.9A程度で充電されているようです。だいたい8Wくらいですね。
一方X12のマニュアルには電源として5V DC/9V DC Max. 1.5Aと書かれているだけで、具体的な規格については指定されていません。5V1.5Aなら7.5W、9V 1.5Aなら13.5Wで充電できるはずですが、実際には上のように9V0.9Aの8Wでしかありません。
ちなみにマニュアルには指定のACアダプタ（別売）は「TypeC 共通 ACアダプタ 02（0602PQA）」と「TypeC 共通 ACアダプタ 02U（0602PQV）」であると記されていて、「急速充電USB PowerDelivery対応」で「高出力27W対応」らしく出力電圧電流は「DC 5V 3A/7V 3A/9V 3A/12V 2.25A」のようです。（02Uの方には高出力云々の文字はない）急速充電USB PowerDeliveryとはUSB-PDのことなので、先ほどの01Uと併せるとQC3.0またはUSB-PDに対応しておれば9V1.5Aで充電できそうですね。
ところが実際には8Wでしか充電できません。それならばとUSB-PD対応かつPPS対応のAUKEY OMUNIA Ⅱ 30Wで充電してみると同じく9V0.9Aの8W。PPS対応でないAUKEY PA-B3（出力65W）のUSB Type-Cの口から充電すると5.1V1.3Aで6.7W近辺。Type-Aの口からA-Cケーブルを用いて充電すると4.8V弱1.3A強の6.2W程度。昔買った5V2Aの充電器からA-Cケーブルを用いて充電すると5V弱0.5A弱の2.5W弱。X12の最大電力が10Wらしいので、いずれの組み合わせでも電力が足りません。
今回は用意できていないAU純正充電器の02または02Uを買えば10Wで充電できるのでしょうか。でも3,025円（02Uは本体2,328円＋送料540円）もする上に図体がでかい。ACプラグも横向きに生えていて見るからにハンドリングは悪そうです。先に試験したAUKEY OMUNIA Ⅱ 30Wなら2,580円（ヨドバシ価格）ですが、ケーブルが別途必要なので純正の方が安いか。
USB充電器周りの仕様はなかなかに難しいようです。
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