遅れ先立つほどへずもがな

  きらきら輝き覚えた 君を見上げるように

ヨドバシドットコムの配達予定日のstiffnessについて

5月27日の記事「予測可能な未来の表示」(https://albireo-cygnus.hatenablog.jp/entry/2023/05/27/202122)において、ヨドバシ・ドット・コムが送達不可能な日付を表示していたことを書きました。
今回は6月26日(月)に3点の小物を注文しました。例によって商品毎に送達可能な日の表示があり、2点は翌27日(火)予定、残る1点は29日(木)予定になっていました。ばらばらに受け取ると2回荷物を待つことになるので「商品は一括して送付」にチェックを入れて注文しました。
在庫あり表示なのに配達が3日後になるのは、おそらくヨドバシ拠点の倉庫に在庫がなく、店舗在庫がある(その時の在庫あり店舗は2軒表示)ものを拠点に送ってから配送手配にかかるからと思われます。ヨドバシの管理画面では、注文した商品の発送のための作業段階を見ることができます。それによると昨日27日12:27に商品の確保は終了し、17:42にはヤマト運輸が集荷して行ったようです。その先はヤマト運輸のWeb画面で見ることができて、私の住居地域の集配店舗へ今朝28日の7:38に到着しています。
ヤマト運輸の画面では「配達日指定のため、店舗で保管しています」というような表示があって、配送予定はヨドバシの発注時の画面にあった明日29日になっています。時間的に当然当日配達は可能と思われるため、ヤマト運輸の画面から配送日時の指定をしようとすると、選択肢は29日以降だけであり本日の配達への変更はできないようになっていました。(8時までの時間での操作)
前回の事象ではヨドバシが表示していた日付には配達されず、今回はヨドバシが配達日を指定しているため配達可能な日への変更ができない(ヤマトの都合で当日への変更は無理なのかもしれませんが)という、彼らの指定する配達日とはいったい誰のための表示なのかという疑問で一杯です。一日くらい遅れたところで、いやそれがもとの配達予定日であるので問題があるわけではありませんが、実は家人が別の荷物を頼んでいて、それが本日に到着しそうだった(ヨドバシへの発注ではないがそれもヤマト運輸配達)ので、一緒に配達されれば運送会社も私たちも幸せなのにヨドバシの不思議な日付指定のために実現されないという状況です。
ヨドバシの配送予定は後ろに遅れるのは許されても、前に倒すことはできないという性質のものなのでしょうか。デジタル化とは、本来関係するすべての者が恩恵を享受できるように設計されるべきものではないでしょうか。(針小棒大

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