遅れ先立つほどへずもがな

  きらきら輝き覚えた 君を見上げるように

やる気、元気、私があたったのは暑気

先日、社内(+ゲスト1名)の学芸会が終了しました。これで私の会社生活における仕事はすべて終了しました。約2か月先の退職日へ向けて、休暇取得に励みます。

の予定でしたが、退職日2か月前に来るはずの退職関係の手続きメールがやって来ないのです。別にメールを受け取るだけならときどきチェックしていればよいだけなのですが、何と今どき紙に出力して署名・捺印して事務担当個所に社内連絡便で送付しなければならないそうで、しかもメール受け取り後、5日以内に返送を完了しなければならないという制約条件付きの代物らしいです。

私はコロナ以降、ほとんど在宅で仕事をしています。まあ、出勤すると仕事をしている振りだけしていればその日の成果は明示的には報告しなくてもよいので楽ですが、在宅だと成果を形にして提出する必要があるので多少面倒(提出書類を作るのに1時間程度かかる)なものの、コロナに感染するリスクを下げるために、感染リスクが激高い職場へ行かなくてもいい在宅を選択しています。

とは言え、最近はある程度出勤しないといけないそうで、週に3回くらいは出勤してねとやんわりとお達しがあったのですが、いけない私は週に1回だけ出勤するというリズムで仕事をしています。というのも、在宅勤務も長期間に及んだことから、在宅での業務に最適化した環境を構築しており、出社すると逆に仕事をする道具がないという状態になってしまっていて、結局机の上を消毒して、退職に備えてこれまでの仕事の書類などを整理するだけの1日になり無駄だからです。

職場ではしゃべらなければマスクはマストではないので、当然マスクをしない連中は一日黙って仕事をしており、それはすなわちこちらから話しかけるなということと同値ですよね。よって、出社してもほとんど会話なしに帰宅することになってしまいます。これは在宅で仕事をしているのと何が違うのでしょうか。

しかし直筆署名と肉印を押すために出社しなければならない日がある。しかし出社した日に例のメールが来ていなければその出社は無駄になってしまう。メールが来てから出社すればいいのですが、メールをチェックするには会社のパソコン(家に持ち帰っている)を立ち上げる必要があり、休みの日にはメールチェックできないので結局休めないという、永遠に休めないモードに突入しているのでありました。まあ、どうせあとは退職するだけなので在宅勤務といってもそれ程の仕事があるわけでもなく、在宅勤務であろうが休暇であろうが、しんどさにはほとんど違いはありません。しかし、平日に外出して行わなければならない用事(私用)がないわけではないので、できれば休暇にしたいのです。

最後まで何かと人の気持ちを害することしかしない会社なので、すでに諦めの境地ですが、何だかなあ。

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