遅れ先立つほどへずもがな

  きらきら輝き覚えた 君を見上げるように

Apiacere

moraで試し聴きしたときから何となく感じていたのですが、楽器はともかく麻倉ももさんの声がまるで鼻をつまみながら歌ったように不自然に音声加工されていませんか。ピンキーフックと彩色硝子とネムイケドだけが少しはまともに聴こえるのですが、ピンキーフックは右チャンネルと左チャンネルの音が頻繁に入れ替わるような不快さがあります。いずれもシングルで出ている曲だけですね。

前作Agapanthusの出来が(録音品質も含めて)よかったものですから期待していたのに、これではがっかりです。TrySailもTryAgainで一気に音質が下がり、その次のRe Bon Boyageではさらにひどくなって、実際鑑賞するに値しません。以前にも書いたように、音声の加工はユーザ側でできるので、販売サイドでは24bit(ないし16bit)を加工なしのリニアPCMそのまま(bitやサンプリング周波数の変換はOK)でお願いします。これではあんまりだ。曲?鑑賞以前の問題なのでまだよく聞いていません。

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