遅れ先立つほどへずもがな

  きらきら輝き覚えた 君を見上げるように

アイドリングストップレス仕様

ダイハツからアイドリングストップ「しない」仕様の自動車が発売されるらしい。しかも通常仕様より3万3千円安とのことです。
正直羨ましい。私は車に乗ってエンジンをかけたら最初にアイドリングストップのスイッチをオフにします。まれにこの動作を忘れ、信号で停止したときにやけに車が静かになってあれっと気づいたときに絶望的な気持ちになります。アイドリングストップがあってよい事はほとんどなく、デメリットにはエンジンへの悪影響、バッテリーの劣化促進、エアコンの停止、アイドリングストップスイッチオフという無意味な操作の増加、上に書いたようにエンジンが意図せず停止したときの心理的絶望感など数えきれないほどあります。また、もし走行中にアイドリングストップ機構のバグでエンジンが突然停止してしまうと最悪スピンして死亡という可能性もなくはありません。聞いたことはないですけれど。
自動車の運転距離が1年に2,000kmも行かない私にとって、上記のようなデメリットばかりのアイドリングストップという装備は無駄以外の何ものでもありません。コンビニ袋の有料化と同じで、意味のない制度を新設するのはやめてほしいものです。せめて、エンジンスイッチオフ後も記憶されるアイドリングストップ停止機能を標準装備にすることくらいは抜け道として用意してほしい。できればガソリン税×消費税という鬼のようなシステムや、長く大事に乗ると重量税が高くなるという意味不明な制度もやめてほしい。

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