遅れ先立つほどへずもがな

  きらきら輝き覚えた 君を見上げるように

割と忙しい

失業者になって1か月以上が経ちました。意外に忙しくて失業者の自覚がありません。

とにかく諸手続きがお役所相手のものが多く、ホームページの解説は分かりにくいし、担当者によって言うことがバラバラで振り回されている印象です。この「言うことがバラバラ」は記述どおりに受け取られると誤解されかねない表現ですね。実際には各人の言っていることには嘘や間違いはないが、こちらが完全に素人なのでこちらの意図が相手に伝わらず、また相手も一般の素人相手に簡略化した結論だけを説明するというように、同じレベルで会話ができていないためお互いに理解がすれ違っているということだと思います。

その手続きもようやく最終段階に入って来ました。もうすぐ企業型確定拠出年金が片付きそうで、残るは失業手当受給完遂までの長いみちのりだけです。このあたりの詳細については別途ここに書く機会があるかもしれません。

65歳までの雇用延長時代に60歳で定年退職後、雇用継続を選択しない、かつその時点で次の仕事を決めていないという条件に当てはまる方がおられるのかどうか心許ないですが、ご参考になるかもしれません。いや、もうすぐ65歳まで定年が伸びて70歳まで雇用延長される時代が来るので、60歳を65歳に置き換えると同じ話かもしれません。人生を後ろ方向にシフトするのかエクステンドするのか、41年間(大学修士卒)から47年間(高卒)を一社で働き続けるのはナンセンスな気がするので、きっと雇用形態はドラスティックに変化するでしょう。その場合、中年以上の(大きな会社に勤める)会社員はとても全員が生き残れる気がしません。労働市場超流動的になると結局は深い専門性か卓越した企画能力がないとone of themになってしまいそうです。そのときはほとんどの人には誰でもできる仕事しか用意されていないので、もう少し最低賃金が上昇しているといいですね。

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