今日の東証日経平均は364.99円高の33,533.09円で引けました。昨日も461.48円高だったので2日で800円以上上げています。今日は朝から値上がりの観測が乱れ飛んで異様な高揚感がありましたので、私も大いに売買について悩み考えましたが、結論としては今日は動かないことにしました。
明日から3連休で市場はお休みです。今日と月曜のニューヨークの株式や中国関連、ロシア-ウクライナ関連の動きがあれば火曜の日本株は大きな影響を受ける可能性もあります。売っておけばよかったかなという気持ちも60%くらいありますが、終わったものはしょうがない。
ちなみに今日の値上がりで全体としての含み損はなくなりました。個別株の含み損は結構ありますが、それが縮小したことと、プラスになっている銘柄の益が大きくなったのでそのような結果になりました。
取引が終了してからの感想としては、日経平均は今日が当面のピークだったのではないかと思います。乃木坂46の人気と同じで、ピークは過ぎてから認識されるものなのでしょう(当たり前と言えば当たり前ですが)。個別銘柄の一日の価格の動きを見ていると、時々異常な勢いで株価が下がる場面があり、素人の私にはわかりませんが機関投資家か誰かが大きな売り注文を入れているのではないかと思われます。市場支配力のある投資家がこのような売り方をすると、一般の投資家は対応が不可能になってしまいます。例えば買いの断面では小分けにして継続的に買い続けると、上昇する株価を見て他の投資家がその株を買って市場支配力がある投資家の買いによる価格上昇以上の上昇があるだろうと思われます。他人の投資の力を借りて十分価格が上昇したところで突然大量の売りを(短時間に細分化して売り注文を出すのでしょうが)行うと、売り注文における差益の積分値(単位売り注文量に対して株価が段々と低下するので、差益は積分値で決まる)が買い注文による価格上昇分×自分が投資した株数を上回るということは容易に想像できます(もちろん板を注意深く分析して買いが十分に多いことは確認している前提)。このような行為が許されるのなら、市井の一介の投資家は平均的に損(この行為による価格変動分に関する損。この行為があってもなくても価格上昇トレンドがあれば平均的には得になる可能性もある)になるのでたまったものではありません。このように市場を構成する要素の一部に綻びが生じているときは、市場が健全に機能していないという意味で全体としても問題を抱えているときであり、それはまさに乃木坂46が今直面している現実と同じです。故障者(さくたんは除く)が4人もいる組織が健全な訳がありません。何をしても構わない状況下で、利益を最大化するための末期的な草刈り場になっているのであればそれは大きな問題です。
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