まだ年末には時間がありますが、そろそろ今年もっともインプレッシブだったものを考える時期がやって来ました。
例年、その年に出会った歌が候補ですが、今年はなんと手書きのブログを発明した竹内希来里さんのそのブログそのものになりそうです。日向坂では手書きのグリーティングカードが昔からあります。ただそれは1か月に1回書くことが決められているものです。それに対してブログは頻度と中身が書く人の意思に任されているという点で、あえて手間がかかる手書きのブログを選んでいるのは、言葉は適切ではないかもしれませんが、「努力」しているということなのでしょう。もちろん習字的に美しい文字というものではないにしてもかわいくて読みやすい字で書かれた日本語として破綻のない文章は、結局のところ手紙ということであって、読者の心に深く印象付けられるという意味で価値のあるものだと考えられます。
なにより時々希来里さんの手紙が見られるということにより精神的に喜びと安心が保証されている生活というものが幸せなのでしょう。
年末までにこれを上回ってくるものがあるのでしょうか。ちなみに布面積が小さい写真集などは私の関心空間内には存在しませんので、あるとすればやはり歌でしょうか。でも既に年末が近すぎるのでこれからリリースされるか、私が過去のものを発掘できるかという観点から見るとやはり彼女の手書きブログに落ち着きそうというのが最大確率で起こりうる事象のように思われます。
(7,107)