遅れ先立つほどへずもがな

  きらきら輝き覚えた 君を見上げるように

やるせない

渡邉美穂さんの卒業がまだ消化し切れていません。

薄々は感じていたことも、はっきり伝えられると想像していたよりもはるかにショックだったということがいろいろありますよね。美穂さんの卒業の事実を認めたくないということは、それがその最右翼なのかもしれません。

きっと彼女の世界の時間の進み方はとても速くて、一方で私の時間はゆっくりとながれていて、彼女の「もう」は私の「まだ」と等価なのだと思います。彼女の早くからの活動合流も、その人柄のよさも、私たちによい印象を与えることばかりでした。思い返せばブログの出だし挨拶が「どうも、わたなべです」というそっけなさを別にすれば、彼女に関してネガティブな感情や物足りなさを感じたことがありません。

ここはやはり受け手であるこちらの精神がもっと強くなければならないのだと思います。私ももうすぐ所属組織を退職しますので、いや継続雇用という奴隷あるいは施しの対象としてのシステムはあるにはあるのですがそれを選ばずに退職しますので、彼女の場合よりは値打ちは断然下がるけれど、決心のきっかけは時間切れではなく、自分で考えたという意味で必然だったと理解するほかありません。

どうかお幸せに。

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