遅れ先立つほどへずもがな

  きらきら輝き覚えた 君を見上げるように

文字のとおりにしか理解できない

屋外でのマスクが不要との見解を政府が出しています。それを見ると屋内におけるマスクの使用についても記載があります。

「2.屋内でのマスク着用について
・ 他者との距離が確保できており、会話がほとんどない場合は、マスク着用は必要ないこと。他方、会話を行う場合は、着用を推奨すること。 」(https://www.mhlw.go.jp/content/000941323.pdf

とあります。この文章を文字どおり読むなら、「会話はないけれど一人で大声をだしている」「ぶつぶつ独り言を言い続ける」「咳エチケットなんか知るかという態度でノーマスク、ノーガードで咳やくしゃみをぶっ放す」というような場面ではマスクの着用は必要ないことになってしまいます。実際私の職場ではこのような場面に頻繁に遭遇します。人数的に事業所の規模が小さいので感染者がいることが確率的に小さいためなのか、確かにクラスターが発生したことはありません。しかし、このご時世に同じ部屋で咳やくしゃみを連発されると気分のいいものではありません。

国民の国語力が低下しているので、もう少し具体的な書き方をすべきではないかと思います。それにしても、どうしてそれ程急いでマスク否定を行うのか私には理解できません。マスクをしていて社会が回らないという事実でもあるのでしょうか。不思議です。

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アークサイン、アークコサイン、アークタンジェント

今の高校数学に行列とベクトルがないというのは本当でしょうか。

もし事実なら、日本は間違いなく滅ぶ。

ちなみに三角関数は残っているようですが、どちらも常識として知っている必要があると思います。行列はともかく、ベクトルと三角関数は関係が深いので一体的な知識でしょう。日常生活で使いませんか。使わないとしたら生活が成り立たないのではないでしょうか。

ちなみに行列は便利です。計算機で計算させるときに大変重宝します。この概念がないというのは私には信じられない。

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紙の本

昨日5月8日に神田神保町にある三省堂の本店が店を閉じたという記事が出ていたのを今日知りました。一瞬閉店かと思いましたが、ビルの建て替えのために一旦店を閉じ、6月1日から神田小川町に仮店舗が開くそうです。元位置建て替えということですね。

東京に住んでいた頃は、結構通いました。通学の経路からも近く、昔はたくさんあった古本屋巡りも兼ねて月に一回以上は行っていたのではないでしょうか。今のコロナが中国からやってくる前は、出張で東京に出かけた折にも度々寄っていました。

新しい店舗ができると知っても、もう紙の本を手に取って買うという行動を今後どれだけの人が行うのかは実際のところかなり微妙だと感じます。私は書店で実物を見てネットで買うというような、展示している価値の提供を無視した破廉恥な行為はしないようにしていますが、それでなくても印刷されたものを読む機会が以前に比べて激減しているのは事実です。教科書のデジタル化が進められるようですが、私に限って言うならば、画面越しにいくら読んでもちっとも身につかないけれど、紙の本だと覚えやすく理解しやすいように思います。読書の習慣がなくなると、一層学習の質も低下するのではないかと危惧されます。

外国のお金持ちになくなると予言されている日本ですが、それは彼に言われなくてもこのトレンドが変わらないなら日本人の人口は減少し続けるのは自明で、その残された希少な日本人の能力が低下すれば減少に拍車がかかるのも当然です。馬鹿を多少増産しても実際のところあまり意味はなくて、何人分も稼げる知能を持った日本人の割合が増え、それを活用できる国に変わらなければ、どうしても消滅する運命なのではないかと思います。

日本の国際経常収支が赤字に転落しその状態が続くと、本当にこの国は破綻するのであって、段ボール紙に理屈が通らない文字を書いて授業ボイコットするような若者でなく、正しい現状認識と解決方法を考案・実践できる若者が育たなければ非常に厳しいと思います。まあ、私が生きている内には大過ないのかもしれませんが。

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「暦の上では夏」とは

気になったので調べてみました。

ちなみに調べる前の私の認識は「旧暦4月から6月が夏」というものでした。

ネット上のどの情報が正しいのかわかりませんが、「夏」は旧暦において月くぎりでは4月から6月、節くぎりでは立夏から立秋の前日までであるらしく、一般的に「暦の上では」というときには後者のことを指すようです。

今年の立夏新暦でいうところの5月5日(定気法。恒気法では5月8日らしいが一般的には前者らしい)であり、立秋は8月7日(定気法。恒気法も同じ)ですので、5月5日から8月6日までが「暦の上の夏」ということになりそうです。とすれば、「5月は暦の上ではもう夏です。」という表現は5月が新暦の5月のことを指しているのであれば完全には正しくなくて、「5月5日から31日までは暦の上では夏の範囲に入っています。」または「今日5月8日は暦の上ではもう夏です。」と言うべきでしょう。また旧暦5月のことを指しているのだとすると、夏も半ばの月になっているのに「もう」という表現があるのは不自然です。まあ、文脈からし新暦5月のことを念頭に文章を書いておられると拝察します。

5月4日までは「暦の上では春」だったんですね。とは言え今年の気温推移ではそれは違和感があるようにも感じます。ちなみに今年の旧暦4月1日は新暦では5月1日、旧暦6月30日は新暦では7月28日だそうです。今年は新暦と旧暦のずれが1月程度のようですので、月区切りだとほぼ「5月は暦の上ではもう夏です。」が通用しそうです。ただ、新暦7月末だとまだ完全に夏本番というときですのでさすがに7月29日から秋だと言っても「可哀想な人」の烙印を押されそうではあります。

難しいですね。

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THE FIRST TAKE ドレミソラシド

この4人を選んだひとを褒めたい。

4人の微妙に異なる声質が全部重なると美しいひとつの声、いや歌になる。

全員好きなのですが、強いて選ぶなら鈴花さんのまろやかな声がいいかな。何ともすばらしい。

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ノイズキャンセリングに関する...

少し前に書きましたが、SonyノイズキャンセリングヘッドホンWH-1000XM4 Sと、同じくノイズキャンセリングイヤホンWF-1000XM4 Sを買いました。購入後レビューをと思っている内に時間が経ち、後継のWH-1000XM5の話題が出るようになってきたので、旧型にならない内にこれまでの使用感を記しておきたいと思います。以下ややこしいのでそれぞれヘッドホンとイヤホンと書くことにします。

最初に買ったのはヘッドホンであり、4万円以上と、結構決心が必要な額でしたが、騒音を抑制したいという必要性のためオンラインで注文しました。噂に違わずノイズキャンセリングに関する性能は非常に高く、衝撃音のような周波数の高い音は消えませんが、低音から人間の話し声の周波数あたりまでかなりの減衰効果があり、装着していると音楽を流していなくても後ろから近づく人の気配すら感じないというのが私の感覚です。聴力には人による差がありますので万人がそうだとは断言できませんが、これまでのWALKMAN付属のノイズキャンセリング機能に比べると、随分高い周波数まで打ち消されているように思います。

それよりも驚くべきは本来の性能たるヘッドホンの音でして、音楽が流れるとその瑞々しさの程度が尋常ではないことです。ただ、電源を落として裸のスピーカーの音で聴いてみた場合と比べると一目瞭然なのですが、これは完全に電子回路によって作られた(補正された)音のようです。ただ不自然さはなくて、ああいい音だなと感じることができる技術は素晴らしいと感じます。

現在使用している範囲内では問題はありませんが、これまでの経験によると2~3年でパッドなどの部分が劣化してくることと、いずれは電池の性能が落ちてくるので、その寿命がその程度しかないということが危惧されます。3年としておよそ1万円強/年のコストがかかるのであり、大昔に買ったオーディオテクニカのオープンエアヘッドフォンが20年以上も使えていることに比べるとコストパフォーマンスの差が気になるところです。

また、音楽をかけていない状態で右側からサーというノイズが常に出ているのが若干気になります。他の人のレビューでもその話が出ていますのでそんなもののようですが、音楽がかかっていると気にならないのでこれは我慢の範囲内です。

一方のイヤホンについては、ノイズキャンセリング・再生音の性能ともにヘッドホンには一歩譲る感触です。ただ、モバイル用途ではノイズキャンセリングについてはもう少し改善されるとよいと思いますが、音に関しては小径スピーカーであることを考えると十分いい音が出ていると感じます。大きな問題としては、充電もできる付属ケースに装着するとイヤホンが磁石でパチッとくっついた状態になって、その丸い形状もあいまって取り出しが非常に難しいです。外で取り出すときには最大限の注意を払わないとどこかへ飛ばしてしまうことになりかねません。

ちなみに私の耳には最初から装着されている中の大きさのイヤーピースがジャストサイズで装着感も悪くありませんし、簡単に落ちてしまうということもありません。

このイヤホンも値段が3万円程度ということを考えると、やや決心が必要な買い物ですが、悪くはない選択だと思います。

ヘッドホン・イヤホンはいつも安物を買って残念な結果に終わることが多いので、今回は高すぎるということはありますが、もの自体は良かったと思います。

以上、あまり役に立たないレビューでした。

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恋する魚は空を飛ぶ

「魚たちのLOVE SONG」なんてのもありましたね。

さて、表題のMVが日向坂46の2期生曲として公開されました。メンバーのブログを見ていると「待望の」曲という感じが伝わって来ます。年寄りの私にはもう少しメンバーの顔がゆっくり見られるテンポや曲調の方が好みですが、メンバーがそう思うならそうなのでしょう。

センターが美穂さんということで、1期生のドラマにも2期生から単独で参加し、2期生で最初に写真集を出したことなど、常に2期生の先頭を歩いて来たように感じるのですが、表題曲センターはないままに卒業ということになりました。センターはもっと別の要素で決まるのか、売り方は別なのか、本人が望まないのか、そのあたりの事情はまったくわかりませんけれど、結果は現状のとおりです。

残る3期生曲もMVがあるのでしょうか。楽しみです。

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